1999-08-10 ArtNo.20057
◆<印度>工業省/商務省、ホンダの新モデル輸入に難色
【ニューデリー】工業省と商務省方面の反対で、外国投資投資局(FIPB)は、ホンダの新モデル輸入計画の認可を3週間ほど繰り延べた。認可繰り延べの具体的理由は明らかでないが、両省の難色が主要な障害になっているようだ。
高級車に対する十分な需要が見込めぬことから、ホンダ・シエルは現地生産ではなく、完成車を輸入する方針を決めたが、インドに進出した外国自動車製造会社が完成車の輸入を申請したのは初めてのこと。
一方、1999年7月のホンダ・シティーの販売台数は850台と、前月の750台を13%上回った。同社が4日発表したところによれば、今会計年度に入って以来4月には588台、5月には726台が販売されており、年初4カ月の合計台数は2914台に達した。(ET,IE:8/5)
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