1999-08-10 ArtNo.20053
◆<馬>PCスリア、初年度に独自商標PC月間4千台販売目指す
【クアラルンプル】PC Malaysia Bhd子会社のPC SURIA (Malaysia)Sdn Bhdは、来月から1年間に地元ブランドのパーソナル・コンピューター月間4000台の販売に自信を抱いている。
PCスリアのAzman Elis重役(GM)が5日催されたRakan Niaga(共同販促)プログラムのセミナー(8/12開催)に関する記者会見の席上語ったところによると、同社のPC Suria Permai/PC Suria Gemilangは9月から公式に発売されるが、大きな反響が予想され、国内市場の過半数のシェア獲得を見込んでいる。現在国内市場の50%はクローンPC(トレーダー自身が様々な部品から製造するPC)により占められている。
PCスリアは国内にディーラー200社を指名、全国に200店舗を展開することを目指している。これらの店舗は製品が発売された後完全操業することになる。
クアラルンプル郊外のTaman Selayang Industrial Park内の工場にはこれまでに3000万Mドルが投資されており、月間生産能力は3万台、2000年には月間1万台が生産される。同社は輸出市場の開拓も計画、南アフリカ市場に注目している。少なからぬ外国企業がローカル・ブランドのコンピューターに関心を寄せている。
ラカン・ニアガ・プログラムはPCスリヤがPerbadanan Nasional Bhd/Mara/Bank Pembangunan dan Infrastruktur Malaysia Bhdと共催するもので、情報技術(IT)関連ビジネスの創設や拡張を計画する新卒者や企業家に対する支援スキームを紹介しようと言うもの。(STAR:8/6)
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