SEAnews 1999-08-10 ArtNo.20052

【ペナン】地場Ｅコマース・ソルーション・プロバイダー、ペナン・ネットワーク・サービシズSdn Bhd(ﾍﾟﾅﾝﾈｯﾄ)は5日、インターネット・ベースのＥコマース製品“eNiaga”のお披露目式を催した。
Ｅニアガ(www.eNiaga.net.my)の契約者は、サプライ・チェーン及びカーゴ・クリアランスの2つの既成モジュールを用いインターネットを通じて、ビジネスを処理できる。
例えばサプライ・チェーン・モジュールを用い、見積書、購買注文、出荷指図書(D/O)、仕入れ書等の書類を電子的に発送できる。またＥニアガ・カーゴ・クリアランス・モジュールを用いれば、マレーシアの通関当局に貿易書類を電子的に送付できる。これらの書類にはＫ1／Ｋ2／Ｋ8／Ｋ9通関フォーム、見積もり送り状、船荷証券が含まれる。
1996年に資本金200万Ｍドルで設立されたペナンネットには、トンカ・ホールディングズBhdが30.6％、ペナン・デベロプメント・コーポレーション(PDC)が29％、パブリック・パッケージズ・テクノロジー(M)Sdn Bhdが20.4％、ＰＤＣ子会社のペンタナSdn Bhdが15％、ＢＳＢオンラインSdn Bhdが5％、それぞれ出資している。
この日は多国籍企業4社を含む10社がＥニアガのサブスクライバー契約を結んだ。これらには、Dyechem Alliance(M)Sdn Bhd、Fairchild Semiconductors(M)Sdn Bhd、Leong Bee and Soo Bee Sdn Bhd、Osram Opto Semiconductors(M)Sdn Bhd、Penfabric Sdn Bhd、Osram Opto Semiconductors(M)Sdn Bhd、Tongkah Moulding Technologies Sdn Bhd、Quantum Peripherals(M)Sdn Bhdが含まれる。
なお今年10月31日までに契約を結んだ者には6カ月間、今年11月から12月31日までの間に契約したものには3カ月間、それぞれフリー・アクセスが認められる。詳細問い合わせはペナンネット(04)3702828まで。(NST:8/6)