SEAnews 1999-08-10 ArtNo.20049

【シンガポール】コンパック・コンピュータ・アジア・パシフィックは5日、第2四半期の収入が前期比19％、前年同期比14％増加したと発表した。
アジア太平洋地域担当のポール・チャン副社長によると、なかでも韓国における収入は前期比46％、前年同期比200％の増加、豪州、ニュージーランド、シンガポールの収入も大きく伸びた。コンパック・コンピュータ・コープは、これ以前に第2四半期に1億8400万米ドルの純損失を記録したと発表したが、チャン氏は、「我々は目標の全てを達成した」とだけ述べ、地域別の利益は明らかにしなかった。
コンパックの第2四半期の世界売上は94億米ドルで、同社は競争力回復のため最大8000人（全従業員の12％）のレイオフを行うとしている。チャン副社長はこの点に関して、アジア太平洋地域における人員削減はまだ決まっていないと語った。同社はシンガポールでは、イーシュン工場に2500人を雇用している他、域内市場担当の販売・マーケティング人員3300人を擁する。(BT:8/6)