1999-08-06 ArtNo.20031
◆<星>過半数の企業が第3四半期の受注拡大予想:D&B
【シンガポール】シンガポール拠点の内外企業450社を対象に調査したところ57%が第3四半期に新規受注が増大すると予想、減少すると回答したのは23%にとどまった。
米国に本社を置く商業信用マーケティング情報提供会社ダン&ブラッドストリート(D&B)が4日発表したオプティミスム指数調査報告によれば、新規受注指数は34(57-23)で、中でも製造業の新規受注指数が60と、他の部門を圧倒した。
売上指数は前期の-23から+3に回復、サービス産業の売上に対する見通しが最も楽観的となっている。
しかし販売価格指数は-25と、競争力維持のために値下げする企業があることを示している。とは言え同指数も第2四半期の-48より改善している。
純益指数も前期の-38から-14に改善、雇用指数は11で、雇用拡大の趨勢が窺える。特に小売業の雇用指数は25を記録、長期にわたるスランプからの脱出を示唆するものとも受けとれる。(ST,BT:8/5)
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