1995-06-16 ArtNo.2003
◆<星>ドイツ・テレコム、ドイツ・センターに先端サービス提供
【シンガポール】ドイツ・テレコム・アジア(DTA)はジュロンのジャーマン・センター・フォー・インダストリー・アンド・トレード(GCIT)に最先端のテレコミュニケーション・サービスを提供する。
DTAのハーバート・ミュラー重役(MD)によると、230万Sドルが投じられた先進設備にはISDN(総合サービス・デジタル・ネットワーク)電話交換システム、デスクトップ・ビデオ会議、高速FAX、ボイス・メールが含まれる。特にプライベートISDN電話交換システムはシンガポールでは最大の規模を誇る。昨年設立されたDTAは当面シンガポールと香港のドイツ企業各400/450社をターゲットとするが、他の欧州企業顧客の開拓も図る。域内ではマレーシアとタイの潜在性に注目しており、向こう数年域内営業額の年率10%の成長を見込んでいる。同社は昨年シンガポール・テレコムと協力覚書を交換、香港にセールス事務所を開設している。 一方、今日(6/16)ゴー・チョクトン首相及びドイツのエルウィン・テュッフェル・バーデン・ビュルテンベルク州政府首席大臣を迎えて開所式が催されるGCITにはドイツの中小企業108社が入居、別に40社がウェイティング・リストに名を連ねている。テナントの60%は工作機械会社で、他は、環境技術、資材調達、プラスチック技術、CAD/CAM等に関わっている。(ST,LZ,BT:6/15)
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