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1999-08-04 ArtNo.20000
◆＜星＞ＳＥＳ／Ｓｉｍｅｘ統合でトップ管理職リクルート
【シンガポール】シンガポール証取(SES)とシンガポール国際金融取引所(SIMEX)を統合した新取引所が今年11月に誕生するのに備え、新組織のトップ管理職や取締役会メンバーのリクルートに拍車がかかっている。
新組織は現金取引を手掛けるＳＥＳ、デリバティブ取引を担当するＳＩＭＥＸの他、証券中央預託機関のＣＤＰ、デリバティブ清算会社、サービス会社を完全出資子会社として傘下に収める。
新取引所の采配は最高経営責任者(CEO)と複数の社長(PRESIDENT)で構成するオフィス・オブ・ザ・チーフエグゼクティブ(OCE)に委ねられる。金融管理局(MAS)が指名した臨時委員会のＪ.Ｙ.ピライ委員長は、ＣＥＯに外国人を任命する可能性を示唆している。
ＯＣＥは現金取引、デリバティブ取引、現金清算・預託、デリバティブ清算、事業戦略、情報技術(IT)、リスク管理など9部門を統括する。ＳＥＳとＳＩＭＥＸの副社長クラスが6部門のトップにすでに任命されており、残る3部門のトップは外部から招聘されるもようだ。(BT:8/3)
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