1999-08-03 ArtNo.19986
◆<星>プランB、シードファンド/テクノファンド提供
【シンガポール】今年4月、国家科学技術局(NSTB)から、Ginosko Management Co 及びコーポレート・ブローカーズ・インターナショナルとともにインキュベーター・マネージメント・カンパニー(IMC)ステータスを認められた地元企業のプランBテクノロジーズは、スタートアップ段階のテクノプラナーへのシードファンディングとガイダンスの提供にとどまらず、スタートアップ段階を終えた起業家へのテクノロジーファンドの提供も行う。
プランBのリム・スンホック会長によると、NSTBは情報技術、バイオ技術、R&D志向型ベンチャーにシードキャピタルとマネージメント支援を与えるテクノロジー・インキュベーター・プログラム(TIP)を進めており、同プログラムの下、プランBは、NSTBとともにスタートアップ段階の企業5社に資本参加し、2年間にわたり総額300万Sドルの資金を提供する。
すでに40件を超える問い合わせがあり、この内20件が検討に付された。この結果、2起業家がすでに選ばれており、さらに1起業家が近く選ばれる予定だ。リム会長は、インターネットやEコマース関連の起業家が選択されるだろうとしている。
プランBは、この他、起業家養成学校やインキュベーション・マネージメント・センターの設立を計画しており、目下、インキュベーション・センターの合弁経営について某大手不動産開発会社と交渉を進めている。
一方、IMCステータスを受けたジノスコ・マネージメントはテクノプラナーとCEOの地球規模のネットワークで、メンバーは他のメンバー企業に相互に共同出資している。コーポレート・ブローカーズは民間投資家とエクイティ・ファンド・マネージャーのネットワークをもち、企業の合併や買収を斡旋している。(BT:8/2)
|