1999-08-02 ArtNo.19981
◆<印度>MRPL年間製油能力、600万トン・アップ
【ムンバイ】Mangalore Refineries and Petrochemicals Ltd(MRPL)が3700クローを投じて進めてきた製油所拡張工事はスケジュールを3カ月早めて完工、今月中に試運転が開始される。これによりMRPLの精製能力は年間600万トンアップし、900万トンに達する。
リライアンス・ペトローリアムも最近年産2700万トンの製油所を稼働させており、この結果インドの石油製品輸入は昨年の2500万トンから今年は1000万トンに激減する見通しだ。
今後新たに加わる製油能力としては、インディアン・オイル・カンパニー(IOC)の年産900万トンのPanipat製油所、Bharatペトローリアム・コーポレーションLtd(BPCL)とIBPカンパニーがプロモーターを務める年産300万トンのNumaligarh製油所、ヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーションLtd(HPCL)Vishakapatnam製油所の年間300万トンの拡張工事が挙げられる。
年率8%の需要の伸びを前提にすれば、インドは依然として30万トンの石油製品の輸入が必要とされる。今年実際に追加される能力はリライアンス1200万トン、MRPL500万トン、パニパット300万トン、HPCL(Vizag)300万トンと見積もられる。(ET:7/31)
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