1999-08-02 ArtNo.19979
◆<馬>スマート・パートナーシップの時機到来:首相
【ランカウィ】スマート・パートナーシップは新イデオロギーでも、新宗教でもなく、時代が要求する一つのアイデアである。
マハティール首相は先週当地で催された第4回ランカウィ国際ダイアローグを締めくくるスピーチの中で以上の指摘を行った。それによると、現在最もスマートなことは、持てる資源を集合すること。新世紀の挑戦を前にして、あるいは情報技術(IT)時代の黎明に向けて、発展途上国はそのことを必要としている。
途上国は従来の金融体系下の経済管理方式を学び始めたばかりだが、今まさに到来しつつあるEガバメント、Eコマース、Eエブリシングの時代においては、こうした従来のシステムを捨て去り、いわゆるEコマースに対応することを求められると言う。
一方、この日中央銀行のゼティ・アフタル・アジズ副総裁が発表したランカウィ・メッセージによれば、スマート・パートナーシップにより、国際化の社会/経済的含意についてコンセンサスを形成できる。経済危機への対応に当たっては、貧困者や弱者に対する打撃を最小限にとどめるため社会/経済的アジェンダの安全対策が優先されなばならない。
スマート・パートナーシップのコンセプトと原則は国家の経済基盤の強化や経済的復興プロセスを維持、加速するために応用できる。また個々の組織や機関はそれぞれ独自バージョンのスマート・パートナーシップを確立できると言う。(MBT:7/28)
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