SEAnews 1999-08-02 ArtNo.19976

【クアラルンプル】ＡＳＥＡＮ域内の自動車産業の景気は底入れし、2000年の自動車販売は1998年の45万台を350％上回る180万台に達する見通しだ。
日本自動車工業会(JAMA)国際部のオカ・シンイチロウ氏が先週当地で語ったところによれば、域内の自動車販売は1997年には150万台を記録した。ＡＳＥＡＮ域内からの昨年の自動車輸出は10万1264台と、1997年の7万2647台に比べ39.4％アップした。
日系自動車メーカーへの部品納入業者は13％増の2611社に達した。1998年末時点でこれらカー・メーカーの就業者数は4万8458人に達し、1100人に日本における訓練の機会が提供された。マレーシアでは297人が日本で訓練され、年内に別に51人が日本に派遣される予定だ。
ＪＡＭＡ国際部のナカムラ・ヒロユキ部長代行によると、マレーシアの日系自動車メーカーにより昨年輸出された車両は前年の2万5000台から2万台に下降、これらのメーカーの生産台数は42万2000台から15万5000台に下降したが、輸出比率は6％から13.4％にアップしたと言う。(MBT,STAR:7/30)