1999-07-28 ArtNo.19927
◆<星>スンブコープ、ナトゥナ・ガスの供給先を既に内定
【シンガポール】シンガポール・コンソーシアムがインドネシアのプルタミナとの22年契約の下、供給を受ける日量3億2500万立方フィートの西ナトゥナ産ガスの買い手は既に内定している。
スンブコープ・エンジニアリングのTan Cheng Guan重役(GM)が26日ジュロン島で催された傘下SembGasのガス陸揚げターミナルとSembCogenの815MW(メガワット)複合サイクル廃熱発電施設の定礎式の席上語ったところによると、ほぼ半分の日量1億5000万立方フィートはトゥアス・パワーに供給される。トゥアス・パワーを傘下に置く、シンガポール・パワーとの交渉は今年4月にスタートしたが、9月までには妥結する見通しだ。第2の顧客SembCogenには日量1億1000万立方フィートが、エクソン/エッソには同3000万立方フィートが、シェル/BASFのスラヤ合弁事業には同2400立方フィートが、それぞれ供給される。
この日オープンしたSembCorp Utilities and Terminals (SUT)の石化支援施設と、定礎式が行われたSembGas/SembCogenの施設に対する合計投資額は11億Sドルに達する。(BT,LZ,ST:7/27)
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