1999-07-27 ArtNo.19918
◆<馬>ERPソルーションのSymix、オフィス候補地物色
【クアラルンプル】エンタープライズ・リソース・プラニング(ERP)ソルーション・プロバイダー、Symix Systems Incはアジア太平洋地域ビジネス拡張戦略の一環としてマレーシアにオフィスを設ける計画で、目下候補地を物色している。
SymixのStephen A. Sassr社長兼CEOによると、同社の年商は過去4年間毎年平均40%の成長を見、昨年は1億3000万米ドルを記録した。この内アジア売上は12%で、今年は30%の成長が見込める。ERPソルーションのコストは、ソフトウェアが20万米ドル、サービスが10万米ドルで、同社はミッド・マーケットに注目している。
1997年に開発されたカスタマー・シンコロナイズド・リソース・プラニング(CSRPは、顧客を中心とした経営システムの再編を可能にする、ERPに続く新たなパラダイムで、少なからぬ企業が同製品に注目している。同社はEコマース対応のeCSRPも間もなく市場に投入する。
現在アジア地域に存在する同社顧客約2500社の20~25%がCSRPソルーションを用いていている。世界的には3800セットがインストールされている。
Symix Computer Systems (S) Pte Ltdのバリー・ウィリアムズ副社長(アジア太平洋地域)によると、マレーシア・オフィスの第1の候補地は顧客が最も密集しているペナンで、今年末までにマレーシアで3~6人を雇用する計画と言う。(コンピュタイムズ:7/26)
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