1995-06-15 ArtNo.1991
◆<馬>データプレップ、IBMベースCADソルーション販促
【クアラルンプル】データプレップ・ホールディングズBhd子会社のデータプレップ・ラボラトリーズ(M)Sdn Bhd(DLab)は13日、IBMワールド・トレード・コープ代理のムシニアガSdn Bhdと、CAD(コンピュータ支援設計)ツールCatiaのマレーシアにおける販売/サポーティング・サービス契約を結んだ。
Dassault Systemsにより航空産業向けに開発されたCatiaはボーイング、ロッキード、ブリティッシュ・エアロスペース、BMW、ホンダ、モトローラ等、全世界の7000社にのぼる企業により使用されており、マレーシア企業にハイエンド・テクノロジー開発能力を提供するものと期待される。データプレップのアファンディ・ドラ重役(CEO)によれば、年内に20~30ステーション、15万~30万Mドルを販売する計画で、Catiaは最終的にDLabの売上(昨年M$800万)の10%に貢献する見通しだ。
一方、データプレップは子会社のデータプレップ・リテールSdn Bhdを通じて“PCアンリミテッド”チェーンを全国の主要都市及び域内に展開する。現在はクランバリーに2店を擁するのみだが、年内にジョホール・バル、ペナン、イポー、バンサル・ウタマ(KL)に各1店が設けられる。1店当たりのコストは60万~70万Mドルで、チェーンの展開に当たってはフランチャイズ方式の導入も検討されている。また目下シンガポールとフィリピンにおける第1店舗の開設計画も進められている。フィリピンにおける店舗は現地合弁方式になる見通しだ。(STAR,NST:6/14)
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