1999-07-26 ArtNo.19902
◆<馬>Maxis、M$4億投じ固定式/国際電話サービス強化
【クアラルンプル】マレーシアの総合電話事業ライセンスを有するMaxis Communications Bhdは、今年と来年4億Mドル余を投じ、固定式電話と国際電話サービスを強化する。
ジャマルディン・イブラヒム重役(CEO)が22日語ったところによると、同社は移動電話領域では既に大きな成果を上げているが、今後は固定式/国際電話サービス面でも主要な役割を担う計画だ。同社はこれまでに両サービスに15億Mドルを投資してきた。
この日は、インターネット、ISDN-30、コンサート・ボイス&データ・サービスを含むビジネス顧客を対象にしたマルチメディア製品サービス・スイートが紹介された。コンサートはブリティッシュ・テレコム(BT)の完全出資子会社。投資の回収には10~15年を要するが、同社は顧客に最高品質のサービスを提供する。
目下固定式電話と国際電話はMaxisの営業額の20~25%に貢献しているが、同サービスの売上は少なくとも10%の成長が見込まれる。
同社は現在、移動電話の他、一般電話、専用回線、国際専用回線、ケーブルTV、フレームリレー、PABXトランク、Centrex、料金受信人支払いサービス等を提供している。目下移動式/固定式電話契約者の数は70万人を数えるが、来年末までに100万人に達する見通しだ。
Tun Hanif Omar会長によると、BTとの提携は、取り分け法人/国際ビジネス領域における同社のサービスの向上に役立つと言う。(STAR:7/23)
|