1999-07-26 ArtNo.19900
◆<馬>GITN、M$2510万EGNet敷設契約に調印
【クアラルンプル】プルモダラン・ナシオナルBhd(PNB)とテレコム・マレーシアBhd(TMB)の55:45の合弁会社GITN Sdn Bhdは先週火曜、マレーシア政府とEGNetと命名された政府部門間及び個々の政府部門内部をリンクする仮想専用ネットワーク(VPN)の構築に関わる2510万Mドルの契約を結んだ。
GITNのDatuk Mohd Hilmey Mohd Taib会長によると、GITNのフレーム・リレー/セキュアード・ガバメント・インターネット・インフラストラクチャーのベースの上に構築されるEGNetは、プロジェクト・モニタリング・システム(PMS)/ヒューマン・リソース・マネージメント・インフォメーション・システム(HRMIS)/ジェネリック・オフィス・エンバイロメント(GOE)等のエレクトロニク・ガバメント・パイロット・アプリケーションもサポートする。
GITNの70人のスタッフが同プロジェクトを専門に手掛ける他、今年末までに別に20~30人のスタッフが追加される。EGNetは今年9月までに立ち上げられ、GITNはその後ネットワークの運営も引き受ける。
第1期プロジェクトでは年内に連邦政府/州政府/その他の地方当局の100サイトがリンクされる。これらの内85サイトはPMSサイト、残りはHRMISサイト。来年はさらに500サイトに拡大される。
GITNは同契約の下、パーマネント・バーチャル・サーキット(PVC)/カスタマー・プレミシス・エクイップメント(CPE)/ISDNデジタル・バックアップ/アナログ&デジタル・サービス等から成るフレーム・リレー・サービスを提供する。デジタル・バックアップ・サーイスには、エージェンシー/モービル・アクセスが含まれる。この他インターネット・ゲートウェイ・サービス、セキュリティー・サービス、ネットワーク敷設サービス、ネットワーク管理サービス、ヘルプ・デスク、技術支援サービスが提供される。
GITNはまたプトラジャヤ新行政センターのローカル・エリア・ネットワーク・インフラの構築に関わるパーセルAとパーセルB契約も獲得した。同インフラにはプトラジャヤと全国の政府オフィスを結ぶATM(非同期転送モード)キャンパス・ネットワークが含まれる。
GITNはこれまでに全国に30ノッドを設けているが、更に1000万Mドルを投じて15~20ノッドを増設する計画と言う。(コンピュータイムズ:7/22)
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