1999-07-26 ArtNo.19897
◆<星>Sitelコール・センター、ウェブサービスも提供
【シンガポール】Sitel Corporationは200万Sドルを投じてタンピニース・ポイントに設けた新コール・センターを通じて提供するWebServicingが来年の営業額の20~30%に貢献するものと期待している。
経済開発局(EDB)のフィリップ・ヨー会長を迎えて22日催された新コール・センターの開所式の席上、Sitel Asia-PacificのLee Shelton社長及びChang Weng Kee取締役(ビジネス開発担当)が語ったところによると、ウェブサービスは今年第4四半期から開始される。例えばアマゾン・コムのようなオンライン・リテール・ビジネスを手掛ける企業は、同サービスを利用できる。Sitelの訓練されたエージェントは、顧客のウェブ・ページ上においてビジターにインターラクティブな対話形式の支援を提供する。一般にオンライン・ショッピングのサイトを訪れたものの63%は人的な接触がないために、目的の製品/サービスを購入しておらず、67%の者は、目的の製品やサービスに到達できずに購入計画を放棄している。Sitelが派遣するエージェントはサイト・ビジターが直面するこうした困難の克服を支援する。
Sitelは165シートのコール・センターの完成を機にシンガポール・オフィスをアジア太平洋地域本部に格上げした。同社は2001年までに500万Sドルを追加投資して同センターのキャパシティーを300シートに拡張する。
EDBのヨー会長はシンガポールのコール・センター産業は向こう10年間年率15~25%の成長を遂げるものと予想した。(ST,LZ:7/23)
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