【クアラルンプル】マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスを得た少なからぬ企業の利益は、様々な奨励措置に助けられ急増している。
マルチメディア・デベロプメント・コープ(MDC)のTan Sri Dr Othman Yeop Abdullah会長が月曜ムンバイでインド映画産業幹部らを招いて催されたMSCロードショーの席上語ったところによると、僅か3年半前に300万Mドルの資本金で設立された企業の時価総額は今や7億Mドルに達している。その他の小規模企業も売上の急増を報告しており、向こう3年間に500~600%の営業額の拡大を見込んでいる。これまでにインド人ナリッジワーカー150人にMSCにおける就業許可が発行されたが、これらの者は申請後僅か3日間で認可を得たと言う。
オスマン氏は出席者に実地にMSCを訪れ、一体何が行われ、何が提供されているかを、その目で確認するよう訴えたが、こうした売り込み戦略は奏功し、この日インドのエンターテイメント・ハブ“Bollywood”におけるMSCロードショーに出席したインドのフィルム/TV/メディア業界の幹部250人以上は、レオ・モギー エネルギー通信マルチメディア相に率いられたマレーシア代表団に多くの質問を浴びせた。 (STAR:7/22)