1999-07-23 ArtNo.19883
◆<星>Tri-M、フィリピン・カーメルレイ・パークに一番乗り
【マニラ】シンガポール証取(SES)上場の電子契約請負業者Tri-Mテクノロジーは21日、シンガポールのジョージ・ヨー通産相とフィリピンのJose Pardo商工相の立ち会いの下、マニラ南方ラグーナのCarmelray Industrial Park IIにおける新工場を正式オープンした。
ジュロン・タウン・コーポレーション・インターナショナルに率いられるシンガポール・コンソーシアムとフィリピンのYulosファミリー傘下のカーメルレイ・インダストリアル・コーポレーションが40:60出資率で1億7000万米ドルを投じて開発中のカーメルレイ工業パークⅡの第1期工事は今年10月に完成する予定で、37haの工業用地が供給される。全工事が完成すれば、工業用地の面積は98haに達し、8億2000万米ドルの工業投資が誘致され、1万5000人分の就業機会が創出される見通しだ。
シンガポール・コンソーシアムにはシンガポール・バス・サービスの不動産子会社Waterbank Properties、政府投資会社タマセク・ホールディングズ傘下のSeletar Investmentsが名を連ねている。JTCIは同パークの管理も引き受けている。
この日はまたフォーチュン500に名を連ねるAlcoa Closure Systems Internationalを初めとする6社が合計1億4200万米ドルの投資を約定、これにより同パークに対する合計投資約定額は3億5000万米ドルを突破、進出企業及び進出予定企業は14社になった。(ST,BT,LZ:7/22)
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