SEAnews 1999-07-21 ArtNo.19862

【ニューデリー】韓国ＬＧエレクトロニクスの完全出資子会社ＬＧエレクトロニクス・インディアPvt Ltd(LGEI)は、インドの洗濯機市場におけるプレゼンスを着々と拡大している。
昨年同社は半自動洗濯機3万8500台と全自動洗濯機9200台を販売、洗濯機売上は同社の480クローの年商に8.3％貢献したが、今年初6カ月(1-6月)の半自動洗濯機販売は昨年同期比2782％増の4万1200台、全自動は91％増の6600台をマークした。同社は今年と来年の予想年商950クローと1200クローに洗濯機売上がそれぞれ11.5％と15％貢献するものと見ている。
ＬＧＥＩの社内報によれば、今年1－6月の同社製半自動洗濯機のインド市場(34万5000台)におけるシェアは12％で、同カテゴリーでは第6位、6ｋｇセグマントに限っては2位にランクされた。全自動洗濯機については1万8000台の市場の37％のシェアを占めた。ＬＧＥＩは半自動製品は現地生産、全自動製品は完成品を輸入している。
ＬＧは1997年に初めてインド洗濯機市場に5.5／6／10ｋｇのトップ・ローディング全自動マシーンを投入したが、1998年と1999年には、全て新機種に入れ替えた。今年末までには全自動6種、半自動3種が顔を揃え、全自動6種中5種はトップ・ローディング、1種はフロント・ローディング方式になる。これらの内2モデルは24時間メモリ・バックアップ機能付きで、今年11月までには4.5ｋｇのトップ・ローディング全自動マシーンもお目見えすると言う。(THBL:7/19)