1999-07-20 ArtNo.19846
◆<印度>Telco、6月期四半期に33.5クロー純損失
【ムンバイ】タタ・エンジニアリング&ロコモーティブLtd(TELCO)は6月期4半期に前年同期比25%増の1595.9クローの営業額を記録、営業利益も103.5クローから121.6クローに拡大したものの、依然として昨年同期の35.6クローを僅かに下回る33.5クロー(US$773万)の純損失を計上した。
同期の利子支払いは74.8クローから85.3クローに、減価償却費は65.9クローから73.7クローに、いずれも拡大した。アナリストは、TELCOの乗用車市場進出が1999/2000年第1四半期の業績を悪化させ、好調なトラック販売とそのハイ・マージンを帳消しにしたと見ている。今回報告された純損失の額はアナリストらにより予想された15~20クローの損失を大幅に上回った。
TELCOの第1四半期の中/大型商用車販売は、前年同期の8240台から1万2684台に増加した。同社自身、乗用車生産の初期のコストが嵩んだことが、損失計上の主因とし、様々なコスト削減措置、営業効率の向上策を提起している。(ET,IE,THBL:7/17)
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