1999-07-20 ArtNo.19837
◆<星・豪>製油所はコスト削減策の対象外:BPアモコ
【シンガポール】欧州第2の石油会社BP AmocoのJohn Browne重役(CEO)は先週木曜、大規模なコスト削減プログラムを発表したが、シンガポールとオーストラリアの製油施設は、同削減計画の影響を受けないと言う。
BPアモコのGreg Bourne重役(オーストラリア/ニュージーランド担当MD)によると、同社が3分の1のシェアを握る日産28万5000バレルのシンガポール・リファイニング・カンパニー(SRC)、パースの日量12万5000バレルのKwinana製油所、ブリスベーンの日量6万9000バレルのBulwer Island製油所はいずれも戦略的に重要なハイ効率な製油所でこれらを売却する計画はないと言う。
Browne重役は先週木曜、製油所やハイ・コストの石油鉱区等約100億米ドルの資産を売却、向こう3年間に40億米ドルの経費削減を図ると語った。これにより同社はより投資効率の良い石油/天然ガス開発に力を入れることができると言う。(BT:7/17)
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