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1999-07-20 ArtNo.19836
◆＜星＞ＤＨＬ、チャンギ空港にＳ＄５８００万新ハブ建設
【シンガポール】ＤＨＬワールドワイド・エクスプレスは16日、5800万Ｓドルを投じてシンガポールのチャンギ・エアポートに新ハンブ・ファシリティーを設けると発表した。
それによると、新ハブは、シンガポール・エアポート・ターミナル・サービシズ(SATS)がＤＨＬのニーズに基づき3000万Ｓドルを投じて開発するエクスプレス・クーリエ・センター2(ECC2)内に設けられる。ＥＣＣ2はＳＡＴＳが開発する初の専門用途のファシリティーで、同社の過去18年間の累積投資は3億5000万米ドルに達する。
ＤＨＬアジア太平洋／中東業務担当のCharles Longley重役(CEO)によると、今年末に着工され、2001年の完成が目指される1万4000平米のＥＣＣ2の内、1万平米をＤＨＬハブが占拠することになる。新ハブは東南アジア／中東／欧州間の中継点として機能する。新ＤＨＬハブは毎時1万8500件の発送業務を処理、通年では18万トンの貨物を処理できる。またフリー・トレード・ゾーンに位置するため、国際貨物のトランジットが妨げられることもない。
シンガポール民間航空局(CAAS)のWong Woon Liong重役(DG)によると、昨年のチャンギ空港における航空便サービスは3.9％のマイナス成長を記録したが、特急便サービスは3.5％のプラス成長を維持した。昨年はチャンギ空港が1981年に開港して以来、初めて航空便サービスの成長が下降したが、今年上半期には回復に転じており、通年では10％の成長が達成できる見通しと言う。(BT:7/17)
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