1999-07-19 ArtNo.19825
◆<馬>旧三洋工業、オーナー交代に伴いI-Bhdに社名変更
【クアラルンプル】消費用電子製品の相手先商標製造業者(OEM)Neico Industries(M)Bhd(旧社名Sanyo Industries Bhd)の44.46%の権益を手に入れた不動産開発/製造/金融サービスを中核とする持ち株会社Sumurwang Groupは、オーナーシップのチェーンジと、よりダイナミックなイメージを表象するI-Bhdに社名を改める方針だ。
Sumurwang Sdn BhdのLim Kim Hong重役(CEO)が15日明らかにしたところによると、Neicoは特別総会を開き株主に社名変更の承認を求める。
Neicoは独自商標のエアコン、炊飯器、冷蔵庫、扇風機を製造する一方、相手先商標製造(OEM)方式により他社の製品の製造も手掛けている。
リム氏によると、今年末には全品目の生産を開始、当面国内市場の開拓に照準を合わせる。Neicoは1999年6月期半期に、これ以前の半期損失232万5000Mドルを上回る383万1000Mドルの税引き前損失を計上した。リム氏は、新オーナーの下、下半期の業績は明らかに上半期を上回ると自信を表明した。
アナリストは1株3.50Mドルでの公開買付では、その持分はほとんど拡大しないものと見ている。これは最近のクアラルンプル証取(KLSE)の活況で、いずれの銘柄も値上がりしているため。Neicoのこの日の終値は5.80Mドルだった。公開買付は8月3日に締め切られる。(MBT,STAR:7/16)
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