SEAnews 1999-07-19 ArtNo.19824

【スルンバン】Samsung Electronicsグループは2002年のクアラルンプル証取(KLSE)上場を目指し、準備作業を開始している。
サムソン・グループのKim Jong Ki社長が12日語ったところによると、証券市況の上昇基調とマレーシア経済の急速な回復を好感し、同社はＫＬＳＥ上場計画の早期実現を目指す方針を決めた。サムソンはグループのマレーシアや域内における成長を加速する狙いから地元の戦略パートナーも物色している。
同社はマレーシアの経済成長やＫＬＳＥの先行きに楽観しており、今年の営業額は昨年の10億米ドルから11億米ドルに拡大するものと予想している。
サムソンは最近3400万米ドルを投じて、高付加価値製品用の生産ライン2本を増設した。新ラインは先月からＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)用17インチ・カラー・ディスプレーと21インチ・カラーＴＶ用ブラウン管の製造を開始した。これらの生産ライン2本で1100万ユニットの生産が可能で、1－5月の間には従業員660人も新規雇用した。同工場の設備稼働率は95％と言う。(STAR:7/13)