1999-07-16 ArtNo.19813
◆<印度>RPL、日産54万バレル製油所の商業運転開始
【ムンバイ】リライアンス・ペトローリアムLtd(RPL)は14日、1万4250クローを投じてグジャラート州ジャムナガル市Motikhavdiに建設した年産2700万トン/日産54万バレルのマンモス製油所の商業運転を開始した。
これはインド国内製油能力全体の25%に相当し、世界最大規模を誇る。マンモス製油所の稼働で直接影響を被るのは、ディーゼル油の輸入。同品目の輸入は今月末には完全にストップするものと見られる。1998/99年度のディーゼル油の輸入額は12億5000万米ドルだった。
RPLの発表によれば、向こう数日間にディーゼル、灯油、LPG、航空タービン燃料、ガソリンが続々出荷される。これらはインディアン・オイル・カンパニー(IOC)、ヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーションLtd(HPCL)、Bharatペトローリアム・コーポレーションLtd(BPCL)の流通網を通じて販売されることになるが、RPLはまだBPCL及びHPCLと関係契約を結んでいない。ともあれアナリストらは間もなく契約が結ばれるものと見ている。(ET,IE,TH,THBL:7/15)
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