|
1999-07-16 ArtNo.19812
◆＜印度＞ＢＪＰ、カシミール紛争の恩恵で総選挙勝利も？
【ニューデリー】ジャム・カシミール州カリガル地区における国境紛争が幸いし、バジパイ首相に率いられるインド人民党(BJP)が、総選挙に勝利するとの観測が高まっている。
インディアン・エクスプレス紙が、企業界のトップ管理職に電話インタビューしたところ、回答者のほとんど全員がＢＪＰの勝利、国民会議派の敗北を予想した。しかし南部の少数派は依然として国民会議派の勝利を予想している。回答者103人中82人がＢＪＰの勝利を確信しており、国民会議派が勝利する可能性があると答えたものは10人にとどまった。残りの11人はサード・パーテティーの勝利を望むか、回答を控えた。連立政権の誕生を予想したものも極わずかにとどまった。
ソニア・ガンディー女史に率いられる政府の誕生には、大部分のビジネスマンが強い拒否反応を示した。同紙が今年4月に実施した電話インタビューの際も少なからぬビジネスマンがガンディー女史に率いられる政権の誕生に懸念を表明した。今回の調査では103人中僅か4人がガンディー女史に率いられる政権の誕生に期待を表明した。これに対してバジパイ氏の首相再選を予想した者は80人にのぼったと言う。(IE:7/15)
|