SEAnews 1999-07-15 ArtNo.19789

【シンガポール】シンガポール・テレコムのインターネット・サービス子会社SingNetは、セスダック登録のPanpac Media.comと共同で、インターラクティブ・インターネット・コンテント・ゲイトウェー“ChannelZing(http://giftz.channelzing.com/)”を開設した。
チャンネルジンはシングネットのホームページからもアクセスでき、グルメ／トラベル／レジャー等の情報を提供するZingOutの他、SportZing、HouZing、eZclassifinds、Giftz等のサイトが準備されている。
パンパック・メディアは同社が出版するWine & Dine、Home Concepts、Singapore Health等の雑誌からバーチャル・コミュニティーにコンテンツを提供、これに対してシングネットはそのインフラやチャット／Ｅメール／メッセージング等のユーザー・ファシリティーを提供する。また今年末までにはＥコマース機能も備える。
両社は既に関係プロジェクトに100万Ｓドルを投資、マーケッティングに別に100万Ｓドルの予算を組んでいる。両社は広告／スポンサーシップ／Ｅコマース等からの収入を、収益分与方式により分配する。パンパック・メディア・コムのChong Huai Seng副社長によると、同事業が採算ラインに乗るには2～3年を要する見通しだ。
シングテルのPaul Chong重役(ﾏﾙﾁﾒﾃﾞｨｱ担当CEO)によると、同社はアジアの最も豊富なコンテント・ポータルを目指しており、パンパック・メディア以外の多くのコンテンツ・プロバイダーと協議を進めていると言う。(BT,LZ:7/13)