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1999-07-13 ArtNo.19767
◆<印度>ヒンドスタン・ジンク、1150クロー新精錬施設建設
【ジャイプール】Hindustan Zinc Ltd(HZL)は1150クローを投じ、ラジャスタン州Kapasanに亜鉛精錬施設を設ける方針を決めた。
HZLのKVK Seshavataram会長兼MDによると、同社は既に鉱業省と公共部門投資局(PIB)に投資計画書を提出、両当局の認可を待っている。
新精錬所を設ける方針を決めたのは、第10次5カ年計画の終わりには15万トンの需給ギャップが生じるとの見通しに基づくもので、2002年末の同ギャップは7万トン前後と見られる。また新精錬所の建設に際しては外国の技術/ノーハウの導入が図られる。
HZLは昨年、前年の13万6000トンを上回る14万1000トンの亜鉛を販売、市場シェアを52%から57%に引き上げた。しかしながら純益は前年の201.77クローから151.15クローに下降した。減益が記録された理由は亜鉛の国際価格が25%下降したため。
現在の価格からすれば今年度の業績は明らかに改善が望め、将来の価格見通しも明るい。国内の亜鉛需要は年率5.78%の成長を見ている。
DebariとVizagの精錬施設の拡張工事はスケジュール通り進捗しており、工事が完成すれば両精錬所の年産能力は各1万トン追加され、5万5000トンと4万トンに拡大されると言う。(IE:7/10)
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