1999-07-09 ArtNo.19741
◆<印度>Kargil紛争でパキスタン向けポリマー輸出に打撃
【ムンバイ】ジャム・カシミール州カリガル地区を巡る紛争の結果、インドからパキスタンへのポリマー輸出が打撃を受けている。
業界筋によると紛争発生以前には月間2万トン、90~100クローが輸出されていた。現在こうした輸出品はインド国内市場に滞留、過去1週間にポリマーが15%以上値下がりした主因になっている。
パキスタン向け輸出の主要部分はポリプロピレンとポリエチレン樹脂で、Kandla及びMumbaiが積出港になっている。主要サプライヤーはリライアンス・インダストリーズLtdで、インディアン・ペトロケミカルズ・コーポレーションLtd(IPCL)幹部はこれまでパキスタンへの輸出に関与したことはなく、将来についてもそのような計画はないとしている。(IE:7/8)
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