1999-07-08 ArtNo.19712
◆<星>好調な経済の復調持続すればCPF再引き上げも:副首相
【シンガポール】国内経済の好調な回復基調が持続するなら政府は予定を1年早めて今年末に中央積立基金(CPF)雇用主負担率に再検討を加え、来年初から段階的に元のレベルに引き上げる。
リー・シエンロン副首相は6日の国会答弁の席上、以上の消息を語った。それによると、景気回復に伴う賃金の上昇が再燃すれば、CPF積立率の調整は困難になるため初期の段階からCPFを徐々に上方修正するのが賢明と考えられる。
仮に引き上げが行われるとすれば、労働者の老後の生活の保証になる特別口座を先ず上方修正するのが妥当と考えられるが、なお検討を要する。減税や工業不動産賃貸料のカット等、他のコスト削減措置は当初の計画通り維持されると言う。(ST,LZ:7/7)
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