1999-07-07 ArtNo.19707
◆日本は<印度>主要インフラ開発への参加準備:JIBCC副会長
【東京】日本は目下コンソーシアムを組織し、インドの主要なインフラ事業に参加することを検討しているが、ニューデリーは手続き処理を迅速化し、プロジェクトのスピーディーな実行を確保せねばならない。
日本/インドビジネス協力理事会(JIBCC)のフジイ・ケイシ副会長が4日PTI通信に語ったところによると、インドは国際競争入札(ICB)方式の採用を通じて透明度を高め、汚職の防止を図っているが、ある種のケースではICBは逆効果をもたらす。何故なら手続き処理に長時間を要し、時として技術を犠牲にして国益を保護すると言った現象も生じる。
日本通産省とJIBCCはインドの民間企業や金融機関と協力する用意がある。インド政府は早急に関係覚書を交換、ショーケースになるような契約を発注し、計画を加速するべきだ。インド政府は、日本政府を通じて契約を発注する限り、汚職の嫌疑を受ける恐れはないことを認識すべきである。インドは日本政府の金融支援を通じて競争力ある価格を享受することもできると言う。(IE:7/5)
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