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1999-07-06 ArtNo.19688
◆<馬>TNB、2100MW発電事業資金を複合方式で調達
【クアラルンプル】トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)はペラ州タンジュン・カタの埋め立て地Manjungに2100MW(メガワット)の石炭火力発電所を設けるのに必要な71億Mドルの資金を銀行借入の他、社債/株式の発行を含む複合ファイナンスにより調達する計画だ。
TNBのアハマド・タジュディン・アリ会長が1日催されたTNB Janamanjung Sdn BhdとTNB Engineers Sdn BhdのAyer Tawar/Janamanjung間送電線(33km/500kV)敷設契約調印式後語ったところによると、TNBは先週初、マンジュン発電所の建設費の一部に当てるため英国ミッドランド・バンクと約26億Mドルの借款契約を結んだ。この他、社債と株式の発行を通じて26億9000万Mドルを調達する計画で、目下大蔵省及び中央銀行と関係問題を協議している。
しかし最終的ファイナンスの配分に関しては性急に決定下す必要はない。これらの資金は向こう3年間に必要とされるもので、その時点で最も有利な方式を採用することになる。
TNBはマンジュン発電事業資金に対する融資を、TNB自身のバランス・シートに基づいて借入、プロジェクト・ファイナンス方式を採用しない。何故ならマンジュン発電所はTNBの完全出資子会社になるためで、これにより有利な金利の資金を調達できる。
マンジュン発電プロジェクトは最近の経済危機で棚上げされていたが、電力需要が急速に回復する中で復活されることになった。発電所は2002年9月の試運転が予定されている。
なおAyer Tawar/Janamanjung間の総コスト7億8600万Mドルの送電線敷設事業は25カ月で完成すると言う。(STAR,NST,MBT:7/2)
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