1999-07-05 ArtNo.19675
◆<馬>全国初のデジタル認証機関Digicert離陸
【クアラルンプル】マレーシア初の認証機関(CA)Digicert Sdn Bhdは1日、インターネット・ユーザーのためのデジタル認定証の発行準備が整ったと発表した。
デジサートのTan Sri Zainol Mahmood会長が1日発表したところによると、同社はPos Malaysia BhdとMimos Bhdを地域代表(RA)に指名、デジタル認定証を発行する方針だ。デジサートにポス・マレーシアは40%、Mimosは60%出資している。CAは電子取引を手掛ける個人や組織の認証を行い、認定証を発行する。
ポス・マレーシア会長も務めるザイノル氏によると、認定証は7月末以前にダヤブミの中央郵便局オフィスとテクノロジー・パークのMimos事務所で発行を受けられるようになり、1999年末までには主要都市の14郵便局がRAに指名され、認定証の発行を行うようになる。
デジサートは4つの製品を通じてインターネット上における取引の安全を保証する。これらの製品とはDigisign ID(ユーザー1名につき15Mドル)、Digisign ID Basic(同30Mドル)、Digisign ID Enhanced(同75Mドル)、Digisign Server ID(同250Mドル)。
Digisign IDはEメールのアドレスを認証し、インターネットを通じた安全なEメール交信を保証する。Digisign IDはインターネットを通じ“www.digicert.com.my”で取得した後、クレジット・カードや郵便為替で支払を行うこともできる。
Digisign ID Basic及びDigisign ID Enhancedは受信者が発信者の身元を確認し、歓迎されざる者からのメッセージの受信を拒絶することができる。
Digisign Server IDはインターネットを通じて提供された顧客情報の秘密を保護するもので、組織のウェブ・サーバーには不可欠なツールと言う。(STAR:7/2)
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