1999-07-05 ArtNo.19669
◆<星>第2四半期の工場賃貸スペース、久々にプラス成長回復
【シンガポール】ジュロン・タウン公社(JTC)のフラット工場賃貸スペースは連続3四半期マイナス成長を記録した後、第2四半期には新規賃貸スペースが返還されたスペースを上回り、製造業の復調を窺わせた。
JTCのKo Kheng Hwa局長(CEO)が1日催されたIBMに対するオフィス・ビル賃貸契約調印式後語ったところによると、第2四半期には解約された工場スペースが、第1四半期に比べ半減した。
1998年第3四半期から今年第1四半期の間は、各四半期とも、解約されたスペースが新規契約されたスペースを上回った。
フラット工場は業況次第で賃貸もしくは解約されるため、この種の工場の賃貸スペースの増減には製造業の景気動向が反映される。しかしコー氏は具体的な数字を明らかにすることを避けた。JTCは第2四半期レポートを今週中に発表するはずだ。(BT,LZ:7/2)
|