1999-07-05 ArtNo.19667
◆<星>フィリップス合弁会社、第2ウエハー・ファブ計画
【シンガポール】ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスが、タイワン・セミコンダクター・マニュファクチュアリング・カンパニー(TSMC)及びシンガポールの経済開発局(EDB)と48:32:20の合弁で設立したシステムズ・オン・シリコン・マニュファクチュアリング・カンパニー(SSMC)は昨年9月に発表した総コスト20億Sドルの第1ウエアハー・ファブが完成後、第1プラントを上回るコストの第2プラントを設ける可能性を研究している。
SSMCのE.K.オン副社長がST紙に語ったところによると、第1プラントが8インチ・ウエハーを製造するのに対して、2003年初の稼働が予定される第2工場は、月間3万ユニットの12インチ・ウエハーを製造する。製品は第1プラントの場合と同様、フィリップスが60%、台湾のTSMCが40%を引き取る。ジュロン・タウン公社(JTC)は既に、第1プラント建設地の向かいに第2プラントの用地を確保している。
しかし第2プラントが実際に建設されるか否かは、第1プラントの成果を見た上で決定される。もし建設が決まればシンガポールにとって第12番目のウエハー・ファブになる。
SSMCは2週間前に第1プラントの起工式を催しており、2002年9月の稼働を目指している。(ST:7/2)
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