1999-07-02 ArtNo.19662
◆<印度>NTPCのメガ発電事業機材入札に各界が注目
【ニューデリー】ナショナル・サーマル・パワー・コーポレーション(NTPC)が手掛ける4件のメガ発電プロジェクトの機材購買入札が水曜(6/30)オープンされたが、Anta、Auraiya、Gandhar、Kawasにおける発電事業に納入される設備/機材の入札価格に各方面が注目している。
NTPCに対する機材納入価格は民間部門の発電事業に対する機材納入の際の目安にされる。
とは言え、NTPCの入札募集に対する反応は決して旺盛とは言えなかったと観測筋は見ている。多くの設備メーカーらは米国市場に目を向けており、伝統的にビジネス・ディシジョンが遅いとされるインド市場にはそれほど大きな関心を払っていない。
米国市場では向こう数年間に7万8000MW(メガワット)の設備が追加され、ビル・ゲイツさえ、パワー・テクノロジーの開発に個人的投資を行っていると言われる。
タービン、ボイラー、変圧器、石炭工場、その他の施設から成る発電プラント市場は世界的に一握りのプレーヤーに支配されており、Bharat Heavy Electrical Ltdがインド市場の境界を乗り越えて国際市場に進出することは不可能と言う。(IE:7/1)
|