1999-07-02 ArtNo.19658
◆<馬>ブライト・パッケージ、光ファイバー・ビジネスを拡張
【クアラルンプル】アルミ・ホイル包装事業を中核とするクアラルンプル証取(KLSE)二部上場のBright Packaging Industry Bhd(BPIB)は総営業額に占める光ファイバー・ビジネスの比率を現在の10%から15%に拡大する計画だ。
BPIBのWong Yet Long会長が水曜(6/30)の年次総会後語ったところによると、情報技術(IT)ビジネスが振興される中でマレーシアにおける光ファイバー・ケーブルの需要は、世界の他の地域以上に急速に拡大する見通しだ。
BPIBが50%出資するPhoton Technologies(Malaysia)Sdn Bhdが同事業の推進役を務める。マレーシア国内には光ファイバー・ケーブルの製造を手掛ける企業が5社存在し、3社が光ファイバーを製造しているが、オプティカル・プレフォームの製造を手掛けるものはない。
この日の年次総会で承認された株主割当計画により調達される2594万Mドルの内2453万Mドルは借入の返済に、85万Mドルは運転資金に、60万Mドルは公募手続き費用に当てられる。1998年8月末時点の借入/自己資本比率は2.96倍だったが、株主割当の発行後は、0.73倍になる。またワラントが行使されれば、さらに0.04倍になると言う。(STAR:7/1)
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