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1999-07-02 ArtNo.19656
◆＜星＞オフィス賃貸料、世界３１位、７ランク・ダウン
【シンガポール】シンガポールの年間オフィス賃貸料は平方フィート当たり平均38.60米ドルと、過去6ヶ月間に24.1％ダウン、世界の主要140都市の番付でも31位に7ランク後退した。
不動産コンサルタント、ＣＢリチャード・エリスの報告によれば、香港の同賃貸料は73.91米ドルで世界5位。シンガポールの賃貸料はほぼ香港の2分の1となっている。
1998年末以来シンガポールの優良オフィス平均月間賃貸料は平方フィート当たり6.10Ｓドルから5.50Ｓドルに9.8％下降した。
今年は新たに250万平方フィートの新オフィス・スペースが完成するため、空室率は昨年の14.6％から16.8％に上昇するものと予想される。
オフィス賃貸料はアジア全体を通じて引き続き下降線を辿る見通しだ。バンコク、東京、ソウルのオフィス賃貸料は過去12ヶ月間に顕著な下降を見たが、ローカル通貨の強化から米ドル・ベースで見た賃貸料は却って5～22％上昇した。
東京の年間オフィス賃貸料は平方フィート当たり131.36米ドルと、過去6ヶ月間に米ドル・ベースで4.5％下降したものの、ロンドン・ウェスト・エンドの123.93米ドルを上回り、最もハイコストな都市の座を維持した。(BT:7/1)
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