1999-07-02 ArtNo.19652
◆<星>蘇州タウンシップ、蘇州新区と共同で不動産開発
【シンガポール】江蘇省蘇州市のスーチョー・インダストリアル・パーク(SIP)は水曜(6/30)、ライバルの工業パーク、スーチョー・ニュー・ディストリクト(蘇州新区)エコノミック・デベロプメント・グループ・コーポレーション(SND)と不動産の共同開発に関する協力協定を結んだ。
同協定の下、シンガポール・コンソーシアムSuzhou Property Development (SPD)とSNDの合弁に成るSuzhou Xin Xin Landは1億人民元(S$1900万)を投じてSIPにおける不動産開発を進める。SPDに35%出資するWing Tai Landがシンガポール・コンソーシアムのリーダーを務める。
シンガポール側は主に開発コンセプトやマスター・プランの立案やデザインを手掛け、中国側は適当な請負業者を選定、施工と管理を引き受ける。
この他、SPDにはケッペル・ランドが25%、政府投資会社タマセク・ホールディングズ傘下のホン・リム・インベストメンツとジュロンタウン・コーポレーション・インターナショナルが各20%を出資している。SIPがライバルのSNDとの間でこの種の協定を結ぶのは初めてのこと。
ウィン・タイ・ホールディングズのCheng Wai Keung会長兼MDは、「シンガポールと中国が月曜に交換した覚書(SEAnews6/30日号参照)により、過去の全ての紛争は決着した。今や我々は新段階に進むことができる」と語った。(ST:7/1)
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