1999-07-01 ArtNo.19649
◆<印度>Jindal、傘下鉄鋼プラント売却の新方式立案
【ニューデリー】Jindal Strips Ltd (JSL)はVasindプラントをJindal Iron and Steel Company (Jisco)に売却するため、いわゆるキャッシュ・ニュートラルな方式を準備しており、追って銀行/金融機関に報告書を提出する。
見直しの骨子はJISCOの姉妹会社JSLへの支払を猶予し、一定時間の経過後にJISCOが無理なく支払いを完了できるようにすること。JSLのArvind Parekh副社長(金融担当)によると、目下検討されている方式では実際の支払は2年以上先のことになる。
Vasindの施設の売却価格は74クローで、JISCOは既に旧スキームに基づき32クローの支払を完了、残る50%の支払を12~18カ月後に実行するはずだったが、新スキームではさらに半年乃至1年猶予されることになる。
JSLは同売却によりステンレス・スチール・ビジネスに専心でき、JISCOは既存施設に隣接したVasindの冷間圧延ユニットを加えることにより、業務の一層の統合化を図れると言う。(ET:6/30)
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