SEAnews 1999-07-01 ArtNo.19644

【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)上場の情報技術(IT)会社ＭＣＳＢシステムズBhdは、今年は2つのＩＴベースの新サービスの提供を計画している。
ＭＣＳＢのPaul Lim社長が先週金曜(6/25)催された株主割当発行に関わるＯＳＫセキュリティーズBhd及びコマース・インターナショナル・マーチャント・バンカーズBhdとの契約調印式後語ったところによると、同社は今年、ＩＴビジネスに関わる企業向けに1つか2つのサービスを開始するが、これらのサービスはＭＣＳＢの財務状況の改善に大きく貢献する見通しだ。
ＭＣＳＢは株主割当2677万5000株と1785万ワラントの発行を通じて調達する2100万Ｍドルの内、1000万Ｍドルは借入の返済に当てる。これにより同社の銀行債務はゼロになる。残りの資金は地域ヘルプ・デスク・センターの拡張と運転資金に充当する。
ＭＣＳＢは1999年2月期の11ヶ月間に578万Ｍドルの税引き前営業損失を計上したが、1998年3月期通年の1437万Ｍドルの損失に比べ大幅に縮小している。(STAR:6/26)