1999-07-01 ArtNo.19643
◆<馬>Lityan、無線データ通信インフラ構築に注力
【クアラルンプル】Lityan Holdings Bhd(LHB)はワイヤレス・データ・ネットワーク・ビジネスのインフラ構築を図っている。
LHBのRahmat Harun会長が火曜(6/29)に催された年次総会後語ったところによると、昨年、クアラルンプルでコモンウェルス・ゲームが開催された際には、トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)が同システムの試運転を行い、水道/灌漑等の政府部門や他の少なからぬ公共民間部門も同システムに強い関心を表明している。
景気回復に伴いより多くのパーティーに売り込みを図る計画だが、目下のところはインフラの構築を最優先している。第1期プロジェクトのインフラ工事コストは3000万Mドルと見積もられる。
ワイヤレス・データ・ネットワークは政府部門や運輸/ロジスティクス等の一部の民間部門をターゲットとしたニッチ・ビジネスで、第1期工事は、クラン・バリー、マラッカ、ヌグリ・スンビラン州の一部をカバー、第2期工事ではパハン州とジョホール州にまで拡張される。
1998年12月期のグループ営業額は前年の1億2470万Mドルから8930万Mドルに28%ダウン、グループ税引き前利益は3950万Mドルから500万Mドルに87%下降した。会社レベルの営業額は320万Mドルから230万Mドルに、税引き前利益も260万Mドルから100万Mドルに、それぞれ下降した。(STAR:6/30)
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