1999-06-30 ArtNo.19629
◆<馬>PSC、沿岸警備艇建造契約第1次支払M$2.9億受領
【クアラルンプル】PSC Industries Bhd (PSCI)はマレーシア海軍沿岸警備艇(OPV)6隻の設計/建造契約の第1次支払として2億9300万Mドルを受領した。
PSCIのDatuk Amin Shah Omar Shah副会長が28日の年次総会後語ったところによると、政府は7億1700万Mドルの第2次支払も2週間以内に行うことを確認している。
PSCIが40%出資するPSC-Naval Dockyard Sdn Bhdは昨年9月に総額53億5000万Mドルの関係契約を受注した。艇身90メートル、1300重量トンの最初の沿岸警備艇は56カ月で引き渡され、全契約は93カ月で完成される。53億5000万Mドルの契約は向こう8年間にわたり、同社に少なからぬ利益をもたらすが、残りの21隻の建造契約についても、1995年に取り交わされた民営化協定に基づき受注できる見通しだ。
アミン氏によると、沿岸警備艇建造民営化契約を獲得したコンソーシアム・メンバーのPerstima Industries Sdn Bhd(ソー・チーウェン氏が支配権益を握っていた)の66.7%のシェア買収を某企業が提案したが、当局は既にこれを認可、目下Perstima Bhd株主の承認を待っている。
一方、Setron Bhdの年次総会の席上、同社会長を務めるアミン氏が語ったところによると、国内経済の回復で同社も黒字転換が望める。Business Focus groupの資産注入計画が証券委員会の認可を得られなかったことから、Setronの別の再編措置が検討されていると言う。(STAR,MBT:6/29)
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