1999-06-29 ArtNo.19621
◆<印度>コンパック、デスクトップ7万-8万台製造計画
【アーマダバード】コンパックはインド東部地区に新たな製造施設を設けるか、カルナタカ州バンガロールのデジタル・イクウィプメントの元工場を利用して、本格的製造活動に乗り出す計画で、当面デスクトップ・コンピューターを年間7万~8万台製造する。
コンパック・インディアのP Ravindranathチャンネル・ビジネス担当主任が23日語ったところによると、既に外国投資促進局(FIPB)に申請を行っており、認可が折り次第、計画に着手する。目下のところ予想売上に基づく生産が行われているが、新工場では注文生産方式が採用される。
注文生産のコマーシャル・デスクトップ市場は年間100万ユニットのインドPC市場の10%と見積もられ、この内の70~80%のシェア獲得を目指す。
現在インドで販売されているコンパック製品の価格は15%ほど高めだが、サプライ・チェーンとロジスティクス面の弱点に伴うもので、目下この種の弱点の克服が図られている。
同社の戦略は単なるハードウェアの販売ではなく、総合的な情報技術(IT)ソルーションの提供で、取り分け中央/地方政府市場の開拓に力を入れると言う。(ET:6/24)
|