【クアラルンプル】国内及び国外市場向けテレビジョン・セットの組立を手掛けるAnggun Permai Industries Sdn Bhd(API)と家電製品の製造/流通を手掛けるクアラルンプル証取(KLSE)上場のFiamma Holdings Bhd(FHB)は、財務困難に陥ったMalaysia Electric Corp Bhd (MEC)の製造業務買い取りを引き受けた。
プングルサン・ダナハルタ・ナシオナルBhd(PDNB)により今年4月7日に特別管財人に指名されたArthur Andersen and CoのLim Tian Huat/George Koshy両氏が25日発表したところによると、MECの処分計画が既に立案され、同計画の進捗を確保するためCommerce International Merchant Bankers Bhdがアドバイザーに指名された。関係処分計画はMECの債権者と関係当局に提出され、承認が求められる。
MECはこの日、API及びFHBと条件付き覚書を交換した。処分計画にはMECが所有する土地/不動産の処遇も含まれ、その詳細は追って発表されると言う。
MECはマハティール首相の発案に成る家電製品国産化計画を推進してきたが、経済危機の打撃を受け経営難に陥っていた。(NST,STAR:6/26)