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1999-06-29 ArtNo.19610
◆<星>MCIワールドコム、日本/ASEAN接続ハブ構築計画
【シンガポール】米国第2の長距離電話会社MCI WorldComは東南アジアにおけるインターネット・キャパシティーを一層拡大、域内市場のシェア拡張を図る。
MCI WorldComのWilliam Barney社長(アジア太平洋地域担当)によると、インターネットの普及で帯域幅需要の急増が見込まれ、同社は日本と東南アジア間の接続帯域幅の拡張を目指している。こうした目標は既存のケーブル敷設プロジェクトへの参加やパートナーとの提携を通じた独自ケーブルの敷設により実現される。日本/ASEAN間のリンクに関しては、向こう18カ月間にその戦略を立案するが、独自のケーブルを敷設する際は、完成までに2年を要する。
MCIワールドコムはコミュニクアジア99の会場で、アフリカ諸国9ヶ国(南アフリカを含む)もリンクしたマレーシア/ポルトガル間のケーブル敷設計画を発表した。毎秒40ギガビットの高速転送を可能にする同ケーブル・リンクはCable & Wireless及びTeleglobeと共同で敷設され、2001年の完成が目指される。
MCIワールドコムの日本/ASEANリンクは、同社がパートナーと共同で10億米ドルを投じて建設中の米国/日本間のケーブル・リンクの延長を成す。米国/日本間の2万1000キロのケーブル・リンクは来年稼働する。同社は米国国内に4万5000マイル、欧州に2000マイルの光ファイバー・ケーブル網を擁する。
シンガポールは日本/ASEANコネクションのハブを務めることができ、同社はこうした可能性を目下検討している。MCIワールドコムはシンガポールに事務所とデータ・センターを設けており、同社は東南アジアとインドにおける積極的な事業拡張を準備している。MCIワールドコムは2年前と2年半前にオーストラリアと日本に進出したばかりだが、既に複数の光ファイバー網を構築しており、一旦スタートすれば短期間に計画を完成させる。ナスダック登録企業NCIの昨年の営業額は300億米ドル強で、時価総額は1000億米ドルを超える。(BT:6/28)
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