1999-06-28 ArtNo.19604
◆<印度>今年の電子ハード/ソフト輸出各20%/40%アップ
【ニューデリー】昨年の電子ハードウェア輸出は2475クローと、18%の落ち込みを見たが、エレクトロニク&コンピューター輸出促進委員会(ESC)は今年のハードウェア輸出は20%アップ、ソフトウェア輸出は40%拡大すると予想している。
ESCによれば、昨年のハードウェア輸出の下降は主に新技術への転換に伴うもので、少なからぬ企業がこの種の再編を行ったことが、輸出の下降をもたらした。しかし今年はこれらの企業の再編が完了したため、輸出目標は実現できる見通しだ。
電子ハードウェア輸出には、半導体装置、VCR/VCP、カラーTV、フェライト、ブラウン管、モニター、プリント基板(PCB)、コネクター、電話機、ペイジャーが含まれ、主要輸出業者にはBPL、Kalyani Sharp India、Motorola India、Samtel Colour、Moser Baer India、Sony Indiaが名を連ねている。
昨年好調だったソフトウェア輸出は今年も成長基調を維持する見通しだ。1998/99年度のソフトウェア輸出額は1万7775クローと前年比60%以上の成長を見た。Tata Consultancy Services、HCL Computing、Pentafour Software & Exports、NIIT、Infosys Technologies 、Satyam Computer Servicesの6社が合計4000クロー以上を輸出したが、新参ソフトウェア企業の成績も良好で、今年も新記録が樹立できる見通しだ。(ET:6/26)
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