【クアラルンプル】Lysaght Galvanized Steel Bhd(LGSB)は、生産性の向上、新市場の開拓を通じて、地元亜鉛鍍金スチール業界のキー・プレーヤーとしての地位を維持するとともに、亜鉛鍍金スチールに関係した他の業種への進出も図る計画だ。
LGSBのTan Sri Wan Abdul Rahman Wan Yaacob会長が23日催された年次総会後語ったところによれば、昨年度は経済危機の中にも関わらず収益性を維持できた。手持ちの現金と在庫は合計1500万Mドルで、今年の営業目標は実現できる見通しだ。2000年(Y2K)対策も今年半ばには完了する。
Chew Kar Heing重役(MD)によると、製品の30%は輸出されており、成熟した東南アジア市場やアジア太平洋地域市場におけるプレゼンスの維持を図ると同時に、中東市場への輸出の機会を探っており、Mドル相場が固定されたこの機会を利用して輸出を最大限に拡大する計画だ。昨年の営業額は4000万Mドルで、今年は成長が見込める。また1、2年内に払込資本も拡大する計画と言う。(STAR:6/24)