|
1999-06-24 ArtNo.19572
◆＜印度＞鉄鋼産業管理職、マキンゼイのＳＡＩＬ再編報告書を拒絶
【ニューデリー】会員2万5000人を擁するスチール・エグゼクティブ・フェデレーション・オブ・インディア(SEFI)は、スチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)の組織再編に関するマッキンゼイ報告書を拒絶した。
ＳＥＦＩによれば、マキンゼイ報告書はＳＡＩＬの特殊鋼部門の分離独立化の他、 Durgapur、Bhilai、Rourkela、Bokoraの4つの総合プラントを、棒鋼と平鋼の2部門に整理するよう提案しているが、最終的には民営化されるものと見られる。
先週行われたマキンゼイの報告会では少なからぬ問題の回答が得られなかったか、ハッキリした回答がなされなかった。例えばSalem Steel Plantは合弁会社の管理に委ねられることになるが、その際支払われる見通しの金額は、2年前に行われた近代化コストの半分にも達していない。ＳＥＦＩのステートメントは、5万クロー以上のＳＡＩＬの資産が、捨て値で処分されようとしていると警鐘している。(TH:6/22)
|